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 神奈川県は8日夜、新型コロナウイルスに感染し、自宅で療養していた横浜市の60代の男性1人が亡くなったと発表した。死亡を確認したのは6日で、死因は新型コロナによるウイルス性肺炎だった。県の説明によると、男性は入院相当だったが、本人の希望もあって横浜市保健所の判断で自宅療養としていたという。

 県によると、男性は一人暮らし。5日の午前と午後、人工知能(AI)による安否確認の電話に応答がなかった。応答がない場合、県職員が電話をかけることになっているが、それが行われていなかったという。男性と連絡がとれないことから親族が6日、男性宅を訪れたところ、部屋で倒れているのを発見した。男性は病院で死亡が確認されたという。

 男性の自宅療養期間は延長されていたが、延長されたことが県の健康観察システムに入力されていなかったため、県職員による電話での安否確認が行われなかったという。

 緊急事態宣言下の神奈川県内ではコロナ患者用の病床が逼迫(ひっぱく)しており、8日時点で自宅療養者は2943人に上る。