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 通勤がないのは楽で、メリットの方が大きいけど、自分の職場で定着するかは疑問――。新型コロナ下で広がったテレワークを働き手は、どう受け止めているのか。昨年12月1~3日にネット調査で経験者1千人に聞くと、そんな本音が垣間見えた。

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 テレワークの評価を3択で聞くと、「メリットの方が大きい」が38%で、「デメリットの方が大きい」23%を上回った。「どちらも同じくらい」が39%。特に女性は46%が「メリット」と高評価。地域別では首都圏1都3県が「メリット」50%と高かった。

 在宅勤務の環境の違いも評価を左右していた。自宅に仕事に集中できる場所がない人(全体の34%)に限ると、「メリット」派27%より、「デメリット」派34%の方が多かった。

 メリットの中身では「通勤時間が減ってゆとりができた」が62%。首都圏でメリット派が多いのは、通勤の負担の大きさの裏返しかもしれない。「自分のペースで仕事が進めやすい」も59%、「人間関係のわずらわしさが減った」も55%いた。「家族との仲がよくなった」は全体では35%だが、同居する子どもがいる人に限ると、42%と高めだった。

 一方、デメリットは「オン・オフのメリハリがつきにくい」が64%、「仕事を頼んだり相談したりしにくくなった」が54%。3人に1人が「押印や書類提出のためだけに出社したことがある」と答えた。

 コロナ前後の満足度を比較してもらうと、私生活ではプラス回答35%がマイナス回答25%を上回った。一方で、仕事面ではプラス23%よりマイナス31%の方が多かった。仕事のやりがいについても「減った」26%が、「増えた」6%を上回った。

 頻度に違いはあるが、計7割がコロナ収束後もテレワークをしたいと答えた。一方で、自分の職場でテレワークが定着すると「思う」は45%にとどまり、「思わない」の53%の方が多かった。

 調査は昨年12月、ネット調査会社クロス・マーケティングを通じて実施。登録モニターのうちテレワークを経験した20~50代の男女1千人から回答を得た。

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