富山で35年ぶり積雪100センチ超え 死者やけが人も

井潟克弘、堀越理菜
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 北陸は9日も大雪が続いている。富山市中心部では9日午前10時の積雪が115センチを記録。1986年以来、35年ぶりに100センチを超えた。除雪作業に出た男性が亡くなったほか、けが人も出ている。

 8日午後7時ごろ、富山市善名(ぜんな)の用水路(深さ約1メートル)では、近くの山口健一さん(81)が倒れているのが見つかり、死亡が確認された。富山南署によると、「家の前の除雪をする」と昼すぎに出かけたまま行方がわからなくなり、用水路に転落した可能性があるという。

 9日午前6時40分ごろには富山県射水市で、小型除雪機で歩道の雪を取り除いていたという男性会社員(24)が手に重傷を負い、搬送された。

 交通への影響も続いている。JR西日本は9日夕方以降、北陸新幹線の運転を取りやめる可能性があると発表した。北陸線の特急サンダーバードなども夕方以降取りやめる。富山河川国道事務所によると、8日夕方から9日早朝にかけて、富山県内を走る国道8号は魚津市内の約5キロなど、複数箇所で渋滞した。(井潟克弘、堀越理菜)