自粛警察は自発性の副作用か 強権的政策を求めない世論

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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響は、世相や人間関係にも――。朝日新聞社が実施した世論調査(郵送)で、こうした不安の広がりが浮き彫りになった。

 新型コロナ問題で「世の中がギスギスする不安を感じる」人は84%に達した。内訳は「とてもあてはまる」32%、「やや」52%。男女別では男性81%に対し、女性が85%とやや高い。特に、30代と40代女性の4割以上が「とてもあてはまる」と答えた。

 政府や自治体が呼びかける「自粛」についても尋ねた。帰省や旅行は控えた方がいいのか、こうした自粛を巡る「意見の食い違いで周りの人との関係がギクシャクするのが心配」な人は45%(「とてもあてはまる」9%、「やや」36%)だった。

 家族との意見の食い違いが気になるケースもあるようだ。「ギクシャクが心配」は世帯人数が1~2人だと43%だが、3人だと46%、4人では51%に。また、18歳未満の子どもがいる人も51%と高かった。

「罰金」より「自粛」

 新型コロナの感染抑制に実効性を高めるため、政府は、休業要請に応じない飲食店への罰則の導入などを検討している。朝日新聞社が昨年11~12月に行った世論調査(郵送)の結果からは、強制的な対策には慎重な姿勢がうかがえた。

今より強制的な感染対策がとられれば、「意見の違いでギクシャク」したり、「世間がギスギス」したりしている場合ではなくなるかもしれない――。専門家の分析を交えて解説します。

 強制か自粛か、どちらの考え…

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