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 緊急事態宣言という重苦しい言葉がふたたび街を覆った。東京・渋谷。人々はどう受け止めたのか。経営者から「我慢の時」との声が漏れる一方で、若者や家族連れは買い物などを楽しもうとやってくる。宣言の前後と連休初日の3日間、出会った人たちに聞いた。

7日20:00@のんべい横丁 店主「ごめんね」

 「明日からどうするの」

 「ごめんね、休むことにした」

 JR山手線沿いののんべい横丁の焼き鳥店「並木」。4代目店主の兼子雄也さんの答えに、男性客は「しかたないよね」とグラスを傾けた。L字に並んだ6席だけの店内。レバーやモモを焼く香ばしい薫りが立ちこめる。

記事後半では、動画で街の夜の様子がご覧いただけます。

 緊急事態宣言下でも午後8時までの営業は許されているが「店を開けたら、結局は感染防止にはならない。葛藤もなくはないけど、今は我慢の時」。

 店を継いだのは、前回の宣言が解除されたばかりの昨年6月。大手通信会社のエンジニアだったが、ワインが好きで「いつか自分の店で人を笑顔にしたい」と思っていた。

 並木が休業中と知り、「人生1回くらい苦労してもいい」と思い立った。感染拡大が「第1波」を迎えた昨年3月、周囲の不安をよそに脱サラした。

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