花びら用の保水液が化粧水に 新成人の男子医大生が発売

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西尾邦明
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 沖縄の男子医大生が「成人の日」の1月11日、ちょっとユニークな化粧水を売り出した。コロナ禍で通学できなくなり、友達と遊び半分でつくった花を長持ちさせる液体が、人の肌にも使えそうと話題になったのがきっかけだ。この日を発売日に選んだのは「大人になっても可能性をあきらめず、子どものように夢を追い続けたい」との強い思いからだ。

 開発を主導したのは琉球大学医学部2年の太田旭(あさひ)さん(20)。出身の愛知から沖縄にやってきて、身近に咲き誇るハイビスカスの花に魅せられた。摘んで自宅に持ち帰ってみても、「一日花」のため、すぐにしぼんでしまう。「ハイビスカスを家中に飾れるよう、長持ちさせる研究をしたい」と考えるようになった。

 とはいうものの学業に追われ、手をつけられずにいた。そんなときにコロナ禍がやってきた。授業がオンラインに切り替わり、自分の時間が増えた。ゲームにも飽きたころ、同級生の岡村健太郎さん(21)と連太郎さん(20)の兄弟と、自宅で切り花を長持ちさせる実験に取りかかった。

 最初はしょうゆや砂糖などの…

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