墜落機の乗客乗員62人、当局「全員インドネシア人」

ジャカルタ=野上英文
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 インドネシアで9日にスリウィジャヤ航空の旅客機が墜落する事故があった。当局は10日に墜落場所を特定、機体の破片や遺体の一部を回収した。乗客乗員62人について、運輸省は「全員がインドネシア人だった」と朝日新聞の取材に説明した。

 運輸省や国家捜索救助庁などが10日に開いた共同会見によると、ジャカルタ郊外の海に墜落したSJ182便の機体から発信を確認し、場所を特定した。乗客は乳児を含む50人で、乗員は非番を含む12人。同省の担当者は取材に、外国人は含まれないとした上で、「原因は調査中」と答えた。

 同機はジャカルタ発ポンティアナク(ボルネオ島西部)行きのボーイング737―500で、9日午後に離陸した直後、海に墜落した。同航空のジェファーソン・ジャウェナ最高経営責任者(CEO)は、機体は25~26年前の製造だが「状態は良く、飛行に問題はなかったはずだ」と9日の会見で述べた。原因の究明のために、潜水士らが、飛行記録や機長らの会話を記録したレコーダーの捜索をしている。(ジャカルタ=野上英文