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 「110番の日」の10日、俳優ののんさんが警視庁の一日通信指令本部長を務めた。

 110番通報は約2~3割が道案内など不要不急の内容で、同庁はこうした通報について「警察相談ダイヤル(#9110)」の利用を求めている。のんさんは「事件や事故は110番、悩みや心配は『#9110』。使い分けが大切」と呼びかけた。

 通報の際は、氏名や事件・事故の概要など警察官からの質問に、慌てず、的確に答えるのが大切だ。のんさんは、同庁通信指令本部(東京都千代田区)で詐欺被害に遭ったという模擬の通報を受理。通報者に「落ち着いてください。すぐに警察官を向けます」と応じた。

 同庁のまとめでは、昨年の都内の110番通報は約157万1千件で、前年より約26万4千件少なかった。1日当たりでは約4300件で、約700件の減少。同庁はコロナ禍で外出などが制限された影響とみている。

 「マスク」の不着用をめぐるトラブルが各地で相次いだが、マスクに関する通報は約1300件あった。人が密集しているなど「3密」に関する通報は約700件あった。(岩田恵実)