大雪でスキー客ら500人が一時孤立状態 岐阜・郡上

松永佳伸、山下周平
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 大雪の影響で、岐阜県では10日午前4時15分から、同県郡上市白鳥町石徹白(いとしろ)地区で県道314号が積雪で通行できなくなり、同地区の110世帯243人の住民と、「ウイングヒルズ白鳥リゾート」のスキー客約280人が一時孤立状態となった。県によると、けが人や体調不良などの情報はない。同日午後2時すぎ、県道の除雪作業が終わり、スキー客は順次、下山。同日午後4時半には通行止めも解除された。

 豪雪地帯の同県飛驒地方ではこの日、白川村で午前6時時点の積雪が239センチを観測した。2メートルを超えるのは3シーズンぶりだ。直近2年は暖冬で雪が少なく、久しぶりの大雪に住民は朝から重機などを使って雪かきに追われた。村の中心部に住む谷口尚さん(77)は「ここまで降るとはびっくり。最近は雪が少なかったので油断していた」。別の60代女性は「恐ろしい豪雪白川郷に戻った感じ。生活が大変だ」と話した。村役場前は雪がうずたかく積まれ、通りから庁舎の1階部分が見えないほどになった。

 飛驒市消防本部によると、市内で雪下ろしをしていた80代男性が屋根から落ちてけがしたほか、別の80代男性が道で滑って転び軽いけがをした。

 10日午後4時現在の積雪は、白川村が220センチ、飛驒市河合が144センチ、郡上市長滝126センチなどとなっている。(松永佳伸、山下周平)

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