山形知事選、初の選挙サンデー、農業や経済で2氏訴え

三宅範和、鵜沼照都
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 山形県知事選の告示後、初の日曜日となった10日、無所属新顔の大内理加氏(57)=自民、公明県本部推薦=は新庄市酒田市などを、無所属現職の吉村美栄子氏(69)は寒河江市山形市などをそれぞれ回り、街頭や集会で政策を訴えた。

 大内氏は、酒田市内のJA庄内みどり松山支店前で街頭演説。集まった市民ら約20人が寒さに足踏みをしながら聴き入っていた。

 大内氏は「庄内の農業をはじめとする問題がなかなか進まない」として、「(現県政が)国とも市町村とも連携できていないためだ」と批判。その上で「丸山至・酒田市長を含め、8人の現役の市長さんが応援してくれている。どれだけの覚悟がいるだろうか。これまでの県政ではダメだということだ」などと訴えた。この日は、地元選出で自民県連会長の加藤鮎子・衆院議員も同行した。

 吉村氏は、JR山形駅前のホテルで開かれた企業経営者らでつくる「あったかい県政を支援する会 山形経済人の会」に出席した。

 約280人を前に、掲げている5本の政策のうち、「健康長寿日本一」の実現には、がん対策や健康管理など企業の協力が必要と強調。県民所得の向上についても「次代を担う若い世代や女性の賃金向上などを、皆さんと一緒に進めていきたい」と語りかけた。

 「経済人の会」の会長を務める平井康博・ヤマコー社長、長沢豊・JA山形中央会長らも壇上から激励のあいさつをした。(三宅範和、鵜沼照都)