あの棋士にあやかり改名 丸2年連敗中の力士

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 角界で一番勝てない力士が、あの有名棋士にあやかって、しこ名を変えた。大相撲初場所(東京・国技館)で11日、今年最初の取組に臨んだが、果たして?

 力士は服部桜祥多(しょうた)のしこ名で2015年秋場所にデビューした式秀部屋の22歳。身長179・5センチ、体重82キロ。入門から一度も序ノ口を抜け出せず、今場所前までの通算成績は3勝209敗。過去の最多連敗は89で、さらに先場所まで75連敗中だった。

 新たなしこ名は勝南桜(しょうなんざくら)聡太(そうた)という。「しょうなん」は出身地の神奈川・湘南から取り、師匠(元幕内北桜)の提案で「勝」の字にした。「聡太」は、将棋の世界で活躍する藤井聡太二冠にあやかった。「自分も少し将棋が好きなので。心機一転、変えてみようと思いました」と勝南桜。

 2年前の初場所から続く連敗を止めるべく、11日の土俵へ。だが、この日が序ノ口デビューの年下力士に敗れてしまった。

 連敗は76に。だが、表情は暗くない。「今年の目標はとにかく勝ち越すことです。勝ちにこだわりたい。今年で通算10勝くらいは挙げたい」と燃えている。