[PR]

 政府は11日、新型コロナウイルスの感染が急拡大する大阪、京都、兵庫の3府県を対象に、特別措置法に基づく緊急事態宣言を週内に出す方向で調整に入った。政権幹部が明らかにした。

 菅義偉首相は11日午後、加藤勝信官房長官、西村康稔経済再生相、田村憲久厚生労働相らと首相公邸で協議。官邸関係者によると、緊急事態宣言が出ている首都圏の4都県に加え、関西3府県についても対応を話し合った。政権幹部は3府県への緊急事態宣言について、「その方向で諮問する」と明らかにした。政府は週内に感染症や経済の専門家らに諮る。

 西村氏は首相らとの協議後にツイッターで、3府県を緊急事態宣言の対象地域に追加することについて「検討を進めています」と投稿した。

 3府県への緊急事態宣言は、3知事が9日に連名で「年明け以降、感染が急拡大するとともに、医療提供体制は非常に逼迫(ひっぱく)。さらなる感染防止対策をとることが必要である」として、西村氏に要請していた。

 菅首相は翌10日のNHK番組で、3府県による緊急事態宣言への追加要請について、「必要であれば、すぐ対応できるような準備はしている」と語っていた。