阪神ドラ1佐藤より早かった男 ライバルに学んだ心構え

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大坂尚子
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スポーツ好奇心

 昨年10月のプロ野球ドラフト会議前、近大の佐藤輝明選手について、母校の兵庫・仁川学院高野球部の恩師に話を聞いた。その際「佐藤より公式戦デビューが早かった選手がいるんだよ」と言われた。4球団競合の末にドラフト1位で阪神入りした佐藤に劣らぬ才能があったという桑田理介選手が気になり、会いに行った。

 昨年12月、関大千里山キャンパスで桑田と待ち合わせた。身長173センチ、体重76キロで一般の学生より、少しがっしりした体格。野球部員ではない。アメリカンフットボールの快足ワイドレシーバー(WR)だ。

 小学3年から野球を始め、中学時代はヤングリーグで硬式野球をした。仁川学院高に進学したのは、野球と勉強を両立したかったから。同級生で佐藤も入ってきた。

高校時代の佐藤は…

 入学当初から打撃センスを見込まれていた佐藤に負けじと練習した。高校1年秋に3番左翼で公式戦デビューし、先にレギュラーに。その後は2年春から4番に座った佐藤とともに、中軸としてチームを引っ張った。

 主将兼エースとして臨んだ3年夏は兵庫大会1回戦でコールド負け。不完全燃焼で終わり、大学で野球を続けることも考えた。

 受験勉強が一段落すると、思…

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