中村瞬
赤城大沼(前橋市富士見町赤城山)の一部で11日午前7時、氷上ワカサギ釣りが解禁された。今年は年始に気温が下がった影響で結氷が進み、昨年より11日早い解禁となった。早朝から多くの愛好家が訪れ、氷上には寒風よけの折りたたみ式テントがずらりと並んだ。氷の状況次第だが、3月末まで楽しめるという。
赤城大沼漁協理事の青木猛さん(57)によると、氷の厚さは厚いところで25センチ。年明けから気温の低い日が続き、11日早朝はマイナス15度ほどまで下がったという。漁協は新型コロナウイルスの感染防止のため、密を避けるよう呼びかけており、一つのテントに入れる人数を2人までと制限している。
栃木県佐野市の会社員男性(48)の釣果は4時間で28匹。「毎年楽しみで、心待ちにしていた。今夜はとれたてで天ぷらです」とにんまりしていた。(中村瞬)
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朝日新聞社会部