東京五輪「24年に延期すべきだ」 英国の金メダリスト

ロンドン=遠田寛生
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 新型コロナウイルスの感染が広がっているのを受け、五輪のボート競技で4大会連続金メダルに輝いた英国のマシュー・ピンセント氏(50)が11日、東京五輪の再延期を主張した。個人の見解と断った上で、自身のツイッターで「東京には2024年まで延期できる選択肢を与え、パリは28年、米ロサンゼルスは32年と夏季五輪は開催(時期)をずらすべきだ。アスリートは五輪を失うことになるが、その可能性は高くなっているように見える」と述べた。

 ワクチン接種に関しては、ワクチンが十分に供給されないまま世界中から何千人も集まる大会を開くリスクを抱えるのは「ばかげている」とし、「IOC(国際オリンピック委員会)には勇気ある決断を求めたい」とコメントした。

 ピンセント氏は五輪のボートで1992年バルセロナ大会から、04年のアテネ大会まで4大会連続で金メダルを獲得した。昨年3月中旬にも、20年夏に向けて開催を唱えていたIOCを「鈍感だ」と批判。「安全と選手の練習や移動は両立しない。選手や観客の安全のためにも、中止するべきだ」と指摘していた。(ロンドン=遠田寛生)