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 20日に第46代米大統領に就任するバイデン前副大統領(78)が11日、新型コロナウイルスの2回目のワクチン接種を終えた。米国で毎日3千人以上の死者が出ていることについて「受け入れがたい。変えるためにやれることはたくさんある」とし、14日にも新たなコロナ対策を発表することを明らかにした。

 バイデン氏は昨年12月21日、ファイザーとビオンテックが共同開発したワクチンの1回目の接種をし、報道陣に公開した。ちょうど3週間後となる11日、自宅近くのデラウェア州の病院を訪れ、2回目の接種を受けた。

 米国では新型コロナにより、37万人以上が亡くなっている。バイデン氏は「最優先事項は、できるだけ早く人々にワクチンを接種することだ」と述べた。バイデン氏は就任後最初の100日で1億回のワクチン接種を目指すとしている。政権移行チームは2回目の接種用に確保しているワクチンを配布して、接種のスピードを高めることを検討している。

 米疾病対策センター(CDC)によると、ワクチンは米国内で11日時点で、2500万回分以上が配布されているが、1回目の接種を終えた人は約900万人にとどまる。(ワシントン=香取啓介)