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 台湾の半導体産業が活況に沸いている。米国や中国などの世界的なメーカーから注文を受けて生産を請け負う「黒衣」として独自の発展を遂げてきたが、最近の好調には米中間の対立が大きく影響している。(台北=石田耕一郎)

 記事後段では、日系企業も台湾に熱い視線を送っている状況を伝えます。

 台北近郊の桃園市で、最先端の半導体製造に不可欠な空気清浄装置をつくる台湾メーカー「濾能」。2014年に社員3人で創業したが、約80人に増えた。黄銘文社長(52)は手応えを語る。「19年以降、業績が右肩上がりに伸びている」

 理由の一つが、トランプ米政権が中国に対して仕掛けた技術覇権争いだ。

行政後押し 外資も流入

 スマートフォンやパソコン、自動車などに欠かせない半導体。米国は中国通信大手「華為技術(ファーウェイ)」などへの輸出を規制したが、華為は昨年9月の規制強化を前に台湾企業に最先端の半導体を発注した。大量の注文を受けたのが半導体の受託生産で世界首位の「台湾積体電路製造(TSMC)」や同3位の「聯華電子(UMC)」。いずれも濾能の得意先だ。

 黄氏はかつて中国での事業展開…

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