画面巻き取り式スマホも登場 米CESがオンライン開催

サンフランシスコ=尾形聡彦
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 世界最大の米家電見本市「CES」が11日、開幕した。例年は4千社以上が出展する巨大見本市だが、今回は新型コロナウイルスの影響で、初めてネット上のオンラインイベントとして開催。初日は、韓国の家電大手LG電子が公表した画面が「巻き取れるスマートフォン」や、ソニーの人工知能(AI)を活用した「ドローン」が注目されている。

 バーチャル開催になったCESに今回参加するのは約1千社超と従来よりも参加企業数は少ない一方、基調講演や記者会見、バーチャルな展示などはすべてネット上で行われている。

 LG電子は11日の記者会見の動画の一部で、画面が巻き取り式になっていて伸縮するスマホの試作機の映像を公開した。同社は、有機ELの画面が巻き取り式になっている新たなテレビも発表しており、そのスマホ版とみられる。

 ソニーは、ドローン「エアピーク」を発表。AIとロボット技術を組み合わせて、高画質の映像を安定的に撮影できるという。

 CESで11日夕、最初に基調講演した米通信大手ベライゾンのハンス・ベストバーグ最高経営責任者(CEO)が、5Gを教育など幅広い用途で活用する考えを説明。12日は米ゼネラル・モーターズ(GM)のメアリー・バーラCEOが、同社の電気自動車(EV)化に向けた取り組みを語る予定だ。(サンフランシスコ=尾形聡彦