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 米国、韓国、北朝鮮など日本を取り巻く各国の情勢が大きく動いている。加藤勝信官房長官は12日午前の記者会見で、「コメントを控えたい」「注視している」などと慎重な言い回しに終始した。

 米国ではトランプ大統領が連邦議会議事堂襲撃事件を扇動したとして、民主党がトランプ氏に対する弾劾(だんがい)訴追決議案を下院に提出した。加藤氏は「政府としてコメントは差し控えたいが、バイデン次期大統領の下で米国国民が一致結束して歩んでいくことを期待したい」と述べた。

 北朝鮮の朝鮮労働党が党大会で金正恩(キムジョンウン)氏を党総書記に推戴(すいたい)したことについては、「北朝鮮をめぐる動向については重大な関心を持って平素から情報収集・分析に努めている。今回の党大会がどのような意味を有するのかを含め、引き続き注視していきたい」とした。

 韓国の元慰安婦が日本政府に賠償を求めた訴訟をめぐり、ソウル中央地裁が13日に予定していた判決日程を取り消したことについても、「まさに韓国国内の手続きなので、一つ一つコメントするのは差し控えたい。裁判をめぐる今後の動向については高い関心を持って注視している」と述べるにとどめた。