エリア課題の楽天、積極的な引き抜き策 5G漏洩の背景

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 携帯大手のソフトバンクから「5G」関連の秘密情報を不正に漏出したとして、楽天モバイルに転職した元社員が逮捕された。背景には業界の激しい競争があるとみられる。

 昨年4月に本格参入したばかりの楽天モバイルにとって、通信エリアの拡大は最重要課題だ。

 楽天モバイルは自社で通信網を構築したエリアではデータが使い放題だが、その他のエリアではKDDI(au)の通信網を借りてサービスを提供。使えるデータも限られており、競争の足かせになっている。

 本格参入前には基地局の設置が計画より遅れ、総務省から再三行政指導を受けた経緯もあり、急ピッチで整備を進めている。今年3月には人口カバー率で70%、今夏ごろには96%まで引き上げる計画だ。「5年前倒しで進んでいる」(楽天の三木谷浩史会長兼社長)という。

 大手3社は昨年3月に5Gの…

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