北川慧一
トイレに座って用を足すだけで、健康状態を測っておすすめの運動や食事をリコメンドしてくれる――。衛生陶器大手のTOTO(北九州市)が、初めてオンラインで開かれた米家電・技術見本市「CES」で、そんな「ウェルネストイレ」を打ち出した。海外のベンチャー企業や研究機関と連携し、2020年代前半の商品化をめざす。
トイレの便座に座ると、接触した皮膚から脈拍など身体情報を得るほか、便や尿などのデータを収集する。これらをもとにAI(人工知能)が健康状態を判定する仕組みだ。
スマートフォンのアプリに栄養状態やストレスの有無といった健康指標を示したうえで、ふさわしい食事や運動などを提案する。例えば、特定の栄養素が不足していればサーモンや鶏肉入りのアボカドサラダをすすめたり、健康状態がよければ「その調子で」と励ましたりする。
TOTOは1990年代からト…
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