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 トランプ米大統領が支持者に対し、連邦議会議事堂を襲撃するよう扇動したとして、野党・民主党が11日、下院(定数435)に弾劾(だんがい)訴追決議案を提出した。トランプ氏の任期は20日までだが、「米国に対する大統領の脅威は差し迫っている」(民主党のペロシ下院議長)というメッセージを打ち出すため、異例のスピード提出となった。

 トランプ氏が弾劾訴追されるのは2回目となる。ただ、1回目の「ウクライナ疑惑」では表面化から弾劾訴追まで約3カ月を要した。この間に下院は事実関係を調査し、公聴会を開いて証人からも聴取をした。

 これに対し、今回は6日の襲撃事件から約1週間で訴追される見通しだ。民主党が動いたのは、トランプ氏の支持者による議事堂の襲撃を、米国の民主主義そのものに対する暴力行為ととらえたからだ。当日の議事堂内の状況を映した映像などが表面化し、警備にあたっていた警察官が暴行を受けたり、ペロシ氏や共和党のペンス副大統領も標的となっていたりしたことも判明している。

「差し迫った脅威」

 弾劾訴追決議案は、襲撃事件の…

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