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 新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、与野党の一部議員が提案している国会審議のオンライン化について、自民党の野田聖子幹事長代行は12日の記者会見で、「私自身は積極論者。総合的に検討していく時期が来ている」と導入に前向きな姿勢を示した。

 国会審議のオンライン化をめぐっては、昨年、感染の拡大で国会が開けなくなる事態を防ぐため、与野党の若手議員らから実現を求める声があがったが、議論は進展しなかった。ウェブ会議の視聴などを議場への「出席」と見なすことについて、党内や憲法学者の間に異論があるためだ。

 野田氏は会見で、妊娠や出産で国会を欠席せざるを得ないとの声が女性議員から寄せられているとし、「デジタル化が進むなかで新しい形の出席というのがあっても(よいのではないか)」と強調。「多様性の可能性を秘めた取り組みだと思う。いったんは(議論が)止まっているが、色んな広い議論をしていければ」と語った。(野平悠一)