USJ任天堂エリア、2度目の開業延期 緊急事態宣言で

加茂謙吾
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 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)は14日、新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」について、2月4日の予定だった開業日を延期すると発表した。政府の緊急事態宣言の対象が大阪府などにも拡大したため。新たな開業日は「緊急事態宣言の解除後、速やかに決定したい」(広報)としているが、大幅にずれ込む可能性は低いという。

 新エリアは任天堂のゲームキャラクター「マリオ」などがテーマ。昨年末から客の先行体験を実施するなどし、オープンまで「秒読み」の状態だった。ただ開業すると来場者の増加が見込まれ、新型コロナウイルスの感染が広がるなかでは集客が困難と判断した。販売済みの入場確約券などは、いったん払い戻す対応をとるとしている。

 同エリアの開業延期は2度目。当初は東京五輪に合わせて昨年夏を予定していたが、感染拡大で延期となっていた。運営会社のユー・エス・ジェイは「開業を心待ちにされているゲストや関係者に心配をおかけし、おわび申し上げます」とコメントを出した。

 運営会社のユー・エス・ジェイは14日、入場者数の上限を1日あたり最大5千人とする運用を17日から始めることも明らかにした。宣言で、イベントの上限人数が5千人とされていることなどを踏まえたという。

 昨年6月の営業再開後は、通常時の繁忙日の半分以下としていた。1日に数万人が訪れていた感染拡大前と比べると、大幅に減らすことになる。ただ、販売済みの前売り券で期間中に入場する人は上限人数に含めないという。宣言解除まで続ける予定だ。(加茂謙吾)