【動画】安倍政権とはなんだったのか――。7年8カ月に及ぶ「最長政権」の権力の源泉が、人事権をフル活用した官僚の統治でした。その内幕を長期連載でひもときます。
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 新聞紙上に、ひっそり載った国土交通省の人事。霞が関の官僚たちは、菅官房長官による降格人事だとささやきあった。菅氏の人事へのこだわりは、「恐怖による官僚支配」とも指摘される。

「未完の最長政権」第1部第7回

 2017年7月5日の朝日新聞朝刊。5面に、中央省庁の幹部人事を伝える記事が大きく載った。最終版の記事の見出しは「省庁人事 にじむ『安倍カラー』 首相秘書官に『スピーチライター』抜擢(ばってき)」。首相、安倍晋三のスピーチライターを務めていた当時42歳の若手だった内閣副参事官、佐伯耕三の首相秘書官起用を報じたものだ。

 しかし、この記事が載るページには国土交通省内で「菅カラー」と目された人事もひっそり載っていた。

 それは、鉄道局長が自動車局長に移る人事だった。

プレミアムA「未完の最長政権」
「1強」と呼ばれた安倍政権は、強い官邸をめざした改革の到達点だった。しかし、それは後手に回ったコロナ対応の遠因にもなった。安倍政権の内実に迫る長期連載が始まりました。

 旧運輸省出身のこの官僚は国交…

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