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 退任まで残り1週間となったトランプ米大統領が、再び弾劾(だんがい)訴追された。トランプ氏から「選挙不正があった」「死にものぐるいで戦わなければ」とあおられた支持者が、連邦議会議事堂を襲撃した事件の衝撃は強く、一枚岩だった共和党からも「大統領の責任を問うべきだ」と賛同者が出た。(ワシントン=香取啓介、園田耕司)

決議の起草者「誰もが死んでいたかも」

 「大統領であっても、法を免れられないという意思を示すことができた」

 民主党のペロシ下院議長は、弾劾訴追の決議後、こう話した。

 13日正午過ぎに始まった討論で、民主党議員は議事堂襲撃事件や、支持者を扇動したトランプ氏を厳しく批判した。決議の起草者の一人のラスキン議員は群衆が議事堂乱入後、「(合同会議の進行役だった)ペンス(副大統領)をつるせ」「ナンシー(・ペロシ氏)はどこだ」と叫んでいたと説明。議員たちに「ここの部屋にいる誰もが、死んでいたかもしれない」と訴えた。

 一方、共和党下院トップのマッカーシー院内総務は「大統領は暴徒による議会襲撃の責任を負う」とトランプ氏を非難しつつ、「公聴会も調査もしていない、短期間での弾劾訴追は間違いだ。さらなる分断を生む」と弾劾訴追に反対した。共和党からは「(弾劾で)消えかかった(トランプ氏支持者の)運動の残り火に、ガソリンを注ぐことになる」(ビッグス議員)「民主党は大統領の成果を否定したいのだ」(ジョーダン議員)という意見も出た。

焦点は50人の共和党議員

 だが、共和党からの造反がなか…

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