トランプ氏、米国の民主主義に傷 「暴力容認」見え隠れ

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ワシントン=園田耕司
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 米議事堂の襲撃を扇動したとして、トランプ大統領が弾劾(だんがい)訴追された。米史上例をみない事件は、トランプ氏の4年間の言動によってもたらされたといえる。

 トランプ氏の危うさを肌身で感じたのは昨年6月、ホワイトハウス前で人種差別に反対するデモの取材をした時だ。デモ隊が催涙ガスで強制排除された後、トランプ氏は近くの教会前で記念撮影した。マティス元国防長官は当時、ナチスの標語「分断と征服」と、トランプ氏の政治手法の類似性に言及した。

 実際、トランプ氏民主党やメディアを容赦なく攻撃することで支持層をあおり、政治的な力としてきた。時には、暴力を容認するような考えも見え隠れした。2017年に白人至上主義者が車でデモ隊に突っ込み、多数が殺傷された事件では「両者に非がある」と述べた。大統領選討論会でも、極右団体に「待機せよ」と呼びかけた。

 大統領選で敗北すると、今度…

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