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中国の大都市で全住民対象に検査 9カ月ぶり死者に緊張

有料会員記事新型コロナウイルス

瀋陽=平井良和
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 中国の国家衛生健康委員会は14日、河北省新型コロナウイルスの患者1人が亡くなったと発表した。中国本土での死者の確認は約9カ月ぶり。今年に入って約700人の感染が確認された同省をはじめ各地で市中感染が増加傾向にあり、当局は大都市で全住民対象のPCR検査や厳しい移動制限を実施するなど、再び緊張が高まっている。

 河北省石家荘市にによると、同市で治療中だった68歳の女性が13日に亡くなった。中国本土新型コロナによる新たな死者が発表されるのは昨年4月15日以来。香港などを除く死者数は累計で4635人となった。

 同省では今月2日に経路不明の感染者1人が確認された後、周辺に拡大。多くの感染者が出た村々が封鎖され、650人前後の感染が確認された省都・石家荘市では市外へ出る車の通行や鉄道への乗車も禁じられた。人口約1千万人の同市などで住民全員のPCR検査を実施しているほか、無症状者や濃厚接触者らの隔離先を確保するために13日から同市内では約3千人を収容できる隔離施設の建設も始まった。

 中国政府は感染者の早期発見と徹底した隔離を進め、中国本土では昨年9~11月の3カ月で新規の市中感染者(無症状を含む)が500人を割っていた。しかし、12月から再び増加傾向に入り、今月13日までの間に河北省北京市東北地方などを中心に20以上の都市や地域で計1千人近い新規感染者が見つかった。

 約40人の感染が確認された遼寧省瀋陽市で約740万人、約80人の感染者が出た同省大連市で約640万人を対象とする全住民PCR検査が行われたほか、北京市黒竜江省では一部地域の封鎖も行われている。

診療所から当局への報告上がらず?

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