社民、クオータ制導入へ 党勢回復へ模索

小泉浩樹
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 社民党は14日、党幹部や国政選挙の候補者に一定の比率で女性を割り当てるクオータ制を導入することを決めた。立憲民主党との合流を巡る分裂で、所属する国会議員が福島氏を含めて衆参2人になる中、党勢回復に向けて「ジェンダー平等の政党」をアピールする狙いがある。

 福島瑞穂党首は同日の会見で「社民党は男女半々、そんな政党を目指す」と意気込みを語った。現在の国会議員は、党首を務める参院議員の福島氏と照屋寛徳衆院議員の男女2人。

 同党が定めた目標では、全国常任幹事と国政選挙の候補者で女性比率を50%にする。また、都道府県県連の三役と常任幹事では女性比率を35%にする。

 福島氏は「都道府県の三役と常任幹事は少し時間がかかるかもしれないが、ぜひ女性を意欲的に入れてほしいと頼んでいく」と述べた。

 世界経済フォーラムが一昨年公表した男女平等の世界ランキングで、日本は121位だが、政治分野に限れば144位とさらに悪い。国の男女共同参画基本計画では、2025年に国政選挙の候補者の女性割合を35%にすると掲げ、政党にクオータ制の導入などを要請するとしている。小泉浩樹