「ワクチンの予約取る」と金銭要求 不審電話に注意

新型コロナウイルス

吉沢英将
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 東京都庁や国などの職員を名乗り、新型コロナウイルスのワクチン接種の予約を取るとうそをついて「予約金」名目で金銭を要求する電話が相次いでいることが、警視庁への取材でわかった。特殊詐欺の新たな手口とみられ、同庁が注意を呼びかけている。

 犯罪抑止対策本部によると、こうした電話の相談を初めて受けたのは今月6日で、13日までに10件あった。「都保健局」や「厚生(労働)省」の職員を名乗る男がワクチン接種の予約を取ると説明し、「予約金が必要」と金を要求してくるものだ。現金やキャッシュカードの詐取が狙いとみられる。今のところ実害は確認されていないという。

 特殊詐欺を巡っては、これまでもコロナに便乗した電話が相次いでいる。「高齢者向けの給付金がある」「PCR検査キットを送る」「困っているようであれば融資する」といった文言で誘ってくるもので、警視庁が把握しただけで昨年末までに計153件あった。うち2件で被害者が計2820万円をだまし取られたという。

 担当者は「都や国の職員が電話でワクチンの接種を勧めることはない。予約も始まっていないので、そうした電話があればすぐに切って欲しい」としている。(吉沢英将)

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