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診察せず診断書の疑い ALS嘱託殺人、医師を追送検へ

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 難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者(当時51)に対する嘱託殺人罪で起訴された医師2人のうち、大久保愉一(よしかず)容疑者(42)=仙台市泉区=について、京都府警は、診察せずに健康診断書を作って交付した医師法違反の疑いがあるとして、15日にも京都地検に追送検する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、大久保容疑者は2018年、自ら診察していないのに、ともに嘱託殺人などの罪で起訴された山本直樹被告(43)=東京都港区=の健康診断書1通をパソコンで作り、メールで送信して交付した疑いが持たれている。

 この健康診断書は、山本被告が当時勤めていた山形県内の病院に提出していたという。勤務先に提出する必要があるとして、山本被告が大久保容疑者に作るよう頼んでいた、と府警はみている。医師法は20条で、医師が自ら診察しないで治療をしたり、診断書や処方箋(せん)を交付したりすることを禁じている。

 2人は大学在学中、各地の医…

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