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 2018年1月に茨城県つくば市の住宅で高齢夫婦が遺体で見つかった事件で県警は14日、遺族らでつくる団体による懸賞金100万円を設けると発表した。

 懸賞金の期間は15日から3年間の予定で、犯人逮捕に結びつく情報を提供した人に支払われる。

 18年1月1日午後4時35分ごろ、つくば市東平塚の建築業小林孝一さん(当時77)と妻の揚子さん(同67)の遺体が自宅2階で見つかった。夫婦には頭部や顔面に複数箇所、鈍器で殴られた痕があり、死因は失血死だった。

 現場に荒らされた形跡がないことや、夫婦が繰り返し殴打されていることから、県警は夫婦に恨みを持つ人物による犯行の可能性が高いとみて交友関係などを調べていた。だが、事件につながるようなトラブルは確認されておらず、物証も乏しいため、捜査は難航している。石崎宏文・捜査1課長はこの日、「物取りの線も捨てずに調べている」と説明した。

 県警はこれまでのべ約1万2千人の捜査員を投入。13日時点で73件の情報提供があったが、有力なものはないという。情報提供はフリーダイヤル(0120・144・559)へ。