発電機使用で一酸化炭素中毒か 停電中の住宅で夫婦死亡

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高橋杏璃
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 暴風雪の影響で秋田県内の広範囲が停電した8日、発電機を使用していた能代市内の住宅で、60代の夫婦が死亡しているのが見つかった。能代署によると、一酸化炭素(CO)中毒の可能性があるという。一酸化炭素中毒を防ぐには、どのような点に注意すればよいのか。

 署によると、事故が起きたのは、能代市二ツ井町麻生の住宅。出勤しない夫を心配した職場の同僚が、8日午前10時半ごろ住宅を訪ねたところ、玄関に妻、2階に夫が倒れていた。発見時にはすでに心肺停止状態だった。

 麻生地区は7日の午後7時半から停電が続いており、事故当時の玄関には、作動中の発動発電機があった。署が夫婦の血液を検査したところ、一酸化炭素が検出されたという。

 停電時に使うと便利な発電機だが、屋内での使用は禁じられている。使用中に出る排ガスに、有毒な一酸化炭素が含まれているためだ。一酸化炭素は無色・無臭のため、危険に気づくことが難しい。だが、吸い込むと血液中の酸素を運搬できなくなり、軽症であれば頭痛や疲労感をもたらす。最悪の場合は死に至る。

 発電機を屋外で使う場合であっても、注意が必要だ。日本陸用内燃機関協会によると、漏電を防ぐため、水や雪がかかるような場所には置かないことや、排気が人家に入りそうな路上を避けなくてはならない。また、気化した燃料が爆発する恐れがあるため、エンジンを止めてから補給することも肝心だ。

 一酸化炭素中毒は、雪に埋も…

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