二宮俊彦
先が見えない新型コロナウイルスの影響で働き方を見直す機会が増えるなか、全国に約700人いるスタッフのほぼ全員がリモートワークという会社が宮崎県西都市にある。企業の管理業務を代行するキャスター(中川祥太社長)。コロナ禍でリモートワークが推奨されるなか、注目を集めている。
キャスターは、企業から経理や人事・労務、マーケティングなどの業務を受託。請け負った仕事は各地にいるスタッフがリモートワークでこなす。コロナ禍に見舞われる以前の2014年9月に「リモートワークを当たり前にする」を掲げ、首都圏で設立。19年11月、本社機能を西都市に移した。
従業員は直接雇用の社員が全国に約300人。業務委託のスタッフは約400人いて、米国や豪州、インドネシアなど海外計16カ国に居住する人もいる。すべてのスタッフに副業が認められ、直接雇用のうち2割ほどが別の仕事を持っているという。
仕事の流れはこうだ。
採用募集の業務であれば、その…
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