開業約2年延期 鳥取砂丘のホテル計画 新型コロナ影響

新型コロナウイルス

宮城奈々
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 鳥取市は15日、鳥取砂丘西側の市有地に高級リゾートホテルを誘致する計画について、開業時期が2年ほど遅れると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、市と協定を結び、ホテル建設を進める開発業者と海外のホテルブランドとの出店交渉が計画通りに進んでいないため。すでに開発業者との間で変更協定を結んだという。

 この計画は、旧国民宿舎「砂丘荘」と「青年の家」の跡地約1万8千平方メートルを開発業者に売却し、高級リゾートホテルを誘致してもらうという内容。2022年11月の開業を目指し、昨年2月、dhp都市開発(大阪市)と基本協定と土地売買の仮契約を結んだ。

 市によると、新型コロナの感染拡大でdhpは海外のホテルブランドと直接の出店交渉ができなくなった。昨年末、dhpから開業時期を2年ほど遅らせるなど協定の一部変更を求める申し入れがあり、今月8日付で変更協定を結んだ。

 新しい基本協定では、25年4月の大阪・関西万博の開幕を見据え、同年1月1日までの開業を目指すことが明記された。dhpは新型コロナの感染対策の観点から、客室数を当初の150室から減らすことを検討しているという。

 深沢義彦市長は15日の定例会見で基本協定の変更を説明し、「事業者からは引き続き計画を進める意向を確認している。コロナ禍でインバウンド訪日外国人客)の需要が見込めない状況もあり、遅れによる特段の影響はない」と述べた。(宮城奈々)

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