小林未来
受験シーズンも本番。ピリピリしがちなこの時期の食事は、受験生への応援の一つでもあります。食事作りのヒントを、朝日新聞のレシピコーナー「料理メモ」の筆者、料理研究家の渡辺あきこさんに聞きました(記事の最後にレシピがあります)。
寒い受験期は、体が温まるメニューも気持ちが和らぎます。
渡辺さんのイチオシは「スペアリブとショウガのスープ」。煮込むだけで手間がかからず、肉が入っているので成長期の子どもにもうれしいメニューです。麺やお餅をいれてアレンジすることもできます。
東大に合格した長男の受験期を振り返り、受験生向けのレシピを集めた「東大合格ごはん」という著書もある渡辺さんは、受験当日のお弁当に、ホッとできるようにと一口チョコレートを入れたそうです。
「『何を食べさせるか』よりは『食べたときに安心できる』ことが生活の土台なのかなと思います。保護者ができることは限られていますが、いつもの食事をいつも通りに、で十分なのではないでしょうか」(小林未来)
【主な材料・2人前】 豚スペアリブ300g、ショウガ、ニンニク各1かけ、レタス2枚
【作り方】 豚スペアリブは表面の脂肪を除き、熱湯で1分ほど下ゆでし、ザルにあげて水気を切ります。ショウガは薄切りにします。
鍋に水900ccとスペアリブ、ショウガ、ニンニク、あらびき黒コショウ少々を入れて中火にかけます。沸騰したらアクをすくい、ふたをして弱火で30分煮ます。塩少々で味をつけ、レタスをちぎって入れて一煮立ちさせます。(調理時間:約40分)
*1人前約335kcal、塩分0.6g
(2018年8月19日付料理メモから)
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(受験生応援レシピ)
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