五輪商標入りの手作り布マスクを販売容疑 女を書類送検

近藤咲子
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 東京五輪の商標入りマスクをつくって販売したとして、宮城県警は15日、大阪府堺市の無職の女(61)を商標法違反(侵害とみなす行為)の疑いで仙台地検に書類送検し、発表した。「悪いことだとは思ったが、コロナでマスク需要が高いので小遣い稼ぎにやった」と容疑を認めているという。

 仙台南署によると、女は昨年5月4日~8月21日、宮城県内外の男女3人に、東京五輪パラリンピックの商標が入った布マスクをフリーマーケットアプリで販売し、商標権を侵害した疑いがある。6枚計3200円を売り上げたという。

 署によると、女は地元百貨店で五輪の商標が入った布を買い、マスクに仕立てたという。昨年8月に県警がサイバーパトロールで把握し、同11月、布やマスクの型紙などを押収した。

 同署の高橋幸浩副署長は「知らないうちに商標を侵害することもある。悪用することのないよう、制度を理解していただきたい」と話す。(近藤咲子)