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 新幹線にキセル乗車したとして、愛知県警は15日、名古屋市中区の自称アルバイトの男(24)と、愛知県一宮市の会社員の男(30)を鉄道営業法違反容疑で書類送検した。地下アイドルのファン同士で協力し、入場券を使い不正に改札を通過していたという。

 中村署によると、2人は共謀して昨年9月、東海道新幹線の品川―名古屋間で無賃乗車をした疑いがある。自称アルバイトの男が品川駅で入場券を購入して新幹線に乗車し、名古屋駅で降車。会社員と落ち合い、会社員が購入した名古屋駅の入場券を受け取り、改札を出たという。会社員は謝礼として数千円を受け取ったという。

 地下アイドルはメジャーデビューせずにライブなどで活動する。署は、遠方から来たファンに入場券を手渡す「番人」役が各地にいて、キセル乗車を助け合っているとみている。自称アルバイトの男は「数年前から無賃乗車と『番人』役を各10回以上した」、会社員は「小遣い稼ぎだった」と話しているという。(山下寛久)