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 2浪して偏差値35から東大合格。「東大思考」などの作家、受験生向けの講演などをする会社の社長として活躍する西岡壱誠さん(24)は、受験生に「好きなものをたらふく食え」と言う。

 「勉強はわからないけど料理はちゃんと作る」といつも言っていた母は、入試の朝は、必ず、「もち生地ジャガイモピザ」を作ってくれた。ジャガイモとピザ好きな息子のために、もちを広げて生地にし、その上にたくさんのジャガイモとチーズ、ケチャップなどをのせて焼いたもの。現役の時も、1浪、2浪の入試の朝も必ず、これ。「腹もちも良かった」

 一方で、合格発表で不合格とわかった日の昼飯は、宅配ピザを大量に頼んで、家族で食べた。「落ち込んだら好きなものだけをたらふく食うというのが、我が家の家訓みたいなものなんです」と笑う。焼き肉店で野菜は一切頼まず、肉だけをただただ食べ続けた時もあった。自習室で勉強する時は、いつもカバンに「マイしょうゆ」を持ち歩き、コンビニで大好きな納豆巻きを買って、しょうゆをかけて食べていた。

 受験生にも、「もし受験に疲れたり落ち込んだりしたら、何も気にせず、好きなものだけをたらふく食え」と勧める。「たらふく食べて満足したら、気持ちを切り替え、次へつなげよう」(宮坂麻子)

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 にしおか・いっせい 1996年生まれ。都内の私立小・中・高校を卒業し、2浪して東大文科二類に合格。経済学部に在籍しつつ、「『考える技術』と『地頭力』がいっきに身につく東大思考」など多数出版。2020年に学習ノウハウを伝える「株式会社カルペ・ディエム」を設立し、代表に。YouTubeチャンネルで「スマホ学園」も運営する。