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 第48回福島県アンサンブルコンテスト(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が16日、いわき市のいわき芸術文化交流館アリオスで始まった。初日は小学校と中学校の部があり、支部大会を通過した計57団体が参加。審査の結果、会津若松市立行仁小、いわき市立植田中、同中央台北中が県代表として2月14日に青森県八戸市で行われる東北大会への出場を決めた。

 新型コロナウイルス感染防止策として、大会は無観客で実施、表彰式も行わなかった。演奏順は通常、抽選で決めるが、複数出場する学校は連続して演奏するようにし、会場での滞在時間を短くする工夫もした。初日の結果は次の通り。(◎は県代表、洋数字は重奏の数、ク=クラリネット、木=木管、金=金管、打=打楽器、フ=フルート、管=管楽、サ=サクソフォン)

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 【小学校の部】金賞=会津若松市立一箕(ク3)、南相馬市立石神第二(木3)、西郷村立小田倉(金4)、伊達市立伊達(金打8)、伊達(木打8)、伊達(ク4)、◎会津若松市立行仁(打7)、行仁(フ3)

 銀賞=矢吹町立善郷(木7)、南相馬市立原町第三(金5)、原町第二(管打7)、矢吹町立矢吹(木4)、いわき市立湯本第一(打3)、湯本第一(金6)

 【中学校の部】金賞=郡山市立郡山第七(打4)、郡山第七(木8)、福島市立岳陽(管打8)、岳陽(木8)、郡山市立郡山第二(木3)、◎いわき市立植田(木8)、会津若松市立一箕(ク3)、一箕(サ4)、郡山市立郡山第一(木8)、いわき市立湯本第一(金8)、南相馬市立原町第一(木7)、原町第一(金8)、原町第一(打3)、◎いわき市立中央台北(木3)、伊達市立伊達(木3)▼銀賞=いわき市立平第二(管打8)、同市立錦(管打7)、西郷村立西郷第二(打4)、福島市立岳陽(打3)、南相馬市立原町第二(管打8)、いわき市立平第三(金8)、平第三(打4)、平第三(木8)、会津若松市立第一(金8)、同第一(打6)、同第一(木8)、相馬市立中村第一(打3)、県立会津学鳳(サ3)、福島市立信夫(サ4)、郡山市立日和田(サ3)、福島市立清水(フ4)、会津若松市立一箕(金8)、郡山市立郡山第一(管打8)、郡山第一(金8)、いわき市立泉(金8)、福島市立福島第三(打3)▼銅賞=会津若松市立第二(木4)、南相馬市立鹿島(金7)、西郷村立西郷第二(管打8)、南相馬市立原町第三(サ4)、会津若松市立第四(金8)、相馬市立中村第一(木8)、南相馬市立石神(サ4)

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 打楽器七重奏とフルート三重奏の2チームが出場した会津若松市立行仁小学校の合奏部。今年も学年の垣根を越えて課題を指摘したり、教えあったりしながら成長し、2チームとも金賞を受賞した。打楽器チームは東北大会出場の切符も手にし、同校としては東北大会への連続出場を3に伸ばした。

 打楽器7人のうち3人は金管楽器から持ち替えてのぞんだ。3人は技術や経験の不足を補おうと4人に教わり、4人も教えることで基本が徹底されるなど力をつけた。互いの音も聴き合い、わずかな音のずれも修正、演奏技術を高めた。

 演奏後、打楽器リーダーの国分(こくぶん)光璃(ひかり)さん(6年)は「心を合わせた演奏ができました」。トランペット奏者だった大山優衣さん(6年)は「コロナで演奏機会が少なかったので、悔いのない活動ができました」と話していた。

 フルートのリーダーの照井ちひろさん(6年)は東北大会への出場経験がある。上級生に教わって力を付け、「今度は自分が教える番」と意気込んでいた。

 5年の斎藤楓和(ふうな)さん、4年の藤島紗那(さな)さんが受け持つパートも演奏できるように練習し、手本となる音を目の前で聴かせた。目標の音があったことで課題が明確になり、上達も早まったという。

 この日は小学校部門の最後に演奏。息の合った音色を会場に響かせた。照井さんは「自分たちの力は出せました」と話していた。(長屋護)

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