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 自民党の吉川貴盛・元農林水産相の辞職に伴う4月25日投開票の衆院北海道2区補選に向け、道内3野党代表らが16日、札幌市内で合同街頭演説会を開いた。自民が候補擁立を見送ったが、各党は野党共闘を進めると強調。「政治とカネ」の問題などを追及し、勝利を目指すと訴えた。

 護憲・平和団体「戦争させない市民の風・北海道」の呼びかけに、立憲民主党道連の逢坂誠二代表、共産党道委員会の畠山和也副委員長、社民党道連合の浅野隆雄幹事長が応じ登壇。各氏は、政府の新型コロナウイルス対応を巡る不手際や、収賄罪で在宅起訴された吉川氏を始めとした自民党のカネを巡る問題を、それぞれ批判した。

 自民党本部は15日、道2区補選に候補者を立てないことを表明した。合同演説会は、自民の候補擁立を前提に企画していたが、各氏は変わらず野党共闘を目指すと表明。「私たちがすべきことは、野党が力を合わせて政権与党に立ち向かうことだ」(逢坂氏)、「市民と野党の共闘で北海道から菅政権を変えていこう」(畠山氏)などと述べた。

 「市民の風」共同代表の上田文雄弁護士は「選挙を回避する自民党のやり方はあってはならないことだ。野党各党にはぜひとも統一候補を立ててほしい」と要望した。

 2区補選では、立憲民主が松木謙公・元衆院議員、共産が平岡大介・前札幌市議の擁立を決めており、統一候補擁立に向け調整を続けている。(斎藤徹)

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