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 大雪による幹線道路の立ち往生が相次いでいる。7日からの豪雪では福井、富山両県のほか、新潟県内でも上越市の国道8号で多数の車が動けなくなった。約2100台が雪に閉じ込められた先月の関越道での立ち往生の原因を探ると、十分とはいえない情報発信と関係機関の連携不足が見えてきた。(丸数字は時系列表に対応)

 直接の引き金は、1台の大型トラックだった。

 前日からの大雪が続いていた先月16日午後5時52分、関越道塩沢石打インターチェンジ(IC、南魚沼市)近くでトラックが2車線をふさぐ形で動けなくなり、上り線は通行不能になった《③》。チェーンは着けていなかった。

 ここから実に52時間にわたる立ち往生が始まる。それは、その前後に周辺で起きた三つの交通障害も影響していた。

 4時間あまり前の午後1時半、28キロほど新潟寄りの小出IC(魚沼市)付近で事故があり、関越道は六日町IC(南魚沼市)までの上り線が通行止めになった《①》。並行する国道17号でも、①と同じ頃に南魚沼と湯沢の市町境近くで車3台が動けず渋滞が発生《②》、午後8時半には六日町駅(南魚沼市)近くで故障車による通行止めもあった《④》。

 関越道と国道17号。それぞれを管理するNEXCO東日本新潟支社と長岡国道事務所(長国)は、当時の交通障害をツイッターなどで発信した。しかし、その量と内容に問題があった。

 NEXCOは、①の通行止め情報やその解除はツイッターで告知しながら、③の通行不能情報は全く発信しなかった。高速道路の情報板でも「通行止めを優先的に表示し、その先の通行不能は表示しなかった」(新潟支社広報課)。国道17号の通行止めや渋滞を避けるため、多くの車が③の通行不能を知らずに関越道に入り、立ち往生に巻き込まれたとみられる。実際に「国道17号も通行止め、高速も動き出したから乗ったのに、乗った瞬間から動きません」というツイートが残っている。

 同社の情報発信量も多いとはいえず、この日午後の関越道に関するツイッター投稿はわずか6件だった。

ツイッターで情報収集、NEXCO「発想も態勢もなかった」

 一方、長国の国道17号に関す…

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