【動画】中野学校宇治分校でゲリラ戦の訓練を受けた野原正孝さん=伊藤智章撮影
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野原正孝さん(99)

 昭和20(1945)年、「中野学校宇治分校」で訓練を受け、郷里の岐阜県旧高富町の国土防衛隊で敵を迎え撃つ準備をした。その言葉は使わなかったが、本土決戦のゲリラだ。中野で「極秘の部隊」と言われ、黙っていたが、やっぱり知っておいてもらいたい。話すことにした。

 大工の長男です。徴用で1年、軍需工場で働いた後、17年12月召集で旧満州(中国東北部)へ。下士官教育を受けている時に、本隊が(南洋の)テニアンへ出発した。海上封鎖で追いかけられず、岐阜で初年兵教育をしていた。その時、人事の准尉に呼び出され、(京都の)宇治行きを指示された。「(その前に)3日間外泊をやる。国籍は剝奪(はくだつ)する」と言われた。

 訓練は20年2月から3カ月です。教官は私服で階級章もなし。同期は60~70人いた。毎朝、中野の校歌を歌い、平等院裏の河原で空手などで体を鍛えた。戦い方が違った。武器、火薬の供給はない。身の回りのモノをつかい、敵から奪って攻撃せよという。

 スリ、家宅侵入、放火、爆薬の…

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