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 山道で迷子になっていた兄妹を保護したとして、水戸市の農業箭原(やはら)光利さん(50)に12日、茨城県警笠間署から感謝状が贈られた。

 箭原さんは昨年12月24日午後3時ごろ、小学2年の娘と、笠間、石岡市境の難台山(553メートル)に登山。その帰り道で兄妹と出会った。一度はすれ違ったが、軽装で歩いていたことや、夕暮れ時に山に向かっていたことから違和感を抱き、「日が暮れて登れなくなるから帰ろう」と声をかけ、約1時間半かけて一緒に下山。捜索していた消防団員らに引き渡した。

 笠間署によると、兄妹は父親とハイキングに来ていてはぐれたという。

 箭原さんは「特別なことをしたとは思わない。誰でもそうしたのでは」と笑う。同署の小島芳幸署長は「命に関わる事故になっていたかもしれない。先を読んだ行動に感謝している」と話した。