安倍政権下、和泉洋人首相補佐官は菅官房長官の懐刀と言われ、「菅案件」と言われる政策に関わる。国土交通省の官僚出身の和泉氏を突き動かす原動力とはなんだったのか。
第2次安倍政権に続き、菅政権でも首相補佐官を続ける国土交通省出身の和泉洋人。表舞台で発言することは少ないが、補佐官として衆参の予算委員会に一度ずつ出席したことがある。
首相の安倍晋三の友人が理事長を務める加計学園の獣医学部新設をめぐって審議した2017年7月の衆参の予算委員会。文部科学次官だった前川喜平は和泉から「総理は自分の口から言えないから、私が代わって言う」と言われ、新設を急ぐよう求められたと証言。和泉は「記憶は全くない」と否定した。
安倍官邸でも中心人物の一人と見られた和泉だが、人間関係で言えば安倍より菅に近い。菅の懐刀として、米軍普天間飛行場の辺野古移設など「菅案件」と言われる政策に関わってきた。
和泉は、菅が霞が関を掌握するための武器と考える人事にも関与したと見られている。
16年初夏。事務次官への昇格…
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