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 電力需給に余裕がなく、全国で融通しあう綱渡りの状態が続いている。厳しい寒さが続いて暖房需要が増えたことに、発電に使う液化天然ガス(LNG)の不足が拍車をかけているという。大地震などの災害に匹敵する異常事態が起きている。

 「東京電力管内から関西電力管内に正午から午後1時までの間、100万キロワットの電気を供給するように」

 電力需給の調整役である国の「電力広域的運営推進機関(広域機関)」は、全国の送配電会社間で電力を融通しあうよう、こうした指示を連日こまめに出している。需給バランスがつり合わないことで大規模停電が起きることを防ぐ「SOS」だ。

電力使用率99%も

 指示は昨年12月15日以降、今年1月17日時点で計216回を数えた。広域機関が2015年4月に設立されてから昨年6月末までの5年余りで出した指示47回の4倍を超える。関係者は「広域融通がこれほど数多く継続的に実施されたことはない。異常事態だ」と漏らす。

 大手電力10社でつくる電気事…

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