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 山口県内に拠点を置く22社が参加するオンライン形式の企業見学ツアーが行われる。新型コロナウイルスの影響で会社訪問ができない学生と、説明会を開けない企業の悩みを解消しようと県が企画した。企業ごとに事前に作り込んだ動画や、質疑応答やクイズを交えながらの進行を準備しているという。

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 県労働政策課によると、オンライン形式のツアーは2月16、18、19、22、26日の5回にわたって行う。定員は各回30人ほどで、いずれもオンライン会議システム「Zoom(ズーム)」を使う。参加者は説明を聞きながらチャット機能を使っていつでも質問を書き込むことができ、司会者が参加者に代わって企業の担当者に質問をする仕組みだ。

 県は例年、就職を希望する学生や保護者を対象に、バスで複数の企業を訪ねる見学ツアーを開いてきた。だが今季は新型コロナの感染拡大を受けて開催を見送った。その代わりにオンライン形式の見学会を初めて企画し、昨年9月の一般会計補正予算で1800万円を計上した。バスツアーと同様に、1日に4~5社の説明を順に聞くことができる。

 計5回のツアーはそれぞれ外部業者に委託し、業者の担当者が企業を訪ねて説明内容を決めていく。ふだんは外部の人が立ち入ることができない場所を事前に撮影した動画を用意する企業もあるという。

 労働政策課の担当者は「新型コロナの影響で企業と学生の双方から悩ましい声を聞いた。例年の企業訪問は製造業が多いが、オンラインを生かして情報通信やサービス業といった企業も登場する。県内の企業を新たに知ってもらうきっかけにもなってほしい」と話す。

 参加には1日ごとの申し込みが必要。労働政策課ホームページの「やまぐち《LIVE》企業見学ツアー」から必要事項を記入する。(伊藤宏樹)

参加企業と日時

▽コース1(2月16日午前10時~午後3時)

①トクヤマ海陸運送(周南市)運輸業

②カワトT.P.C.(岩国市)製造業

③光東(下松市)物品賃貸業

④井森工業(柳井市)建設業

▽コース2(2月18日午前9時~午後5時)

①大晃機械工業(田布施町)製造業

②カシワバラ・コーポレーション(岩国市)建設業

③冨士高圧フレキシブルホース(光市)製造業

④アデリー(柳井市)卸売業

⑤赤坂印刷(周南市)製造業

▽コース3(2月19日午前9時~午後5時)

①コープやまぐち(山口市)複合サービス業

②大村印刷(防府市)情報通信業

③日本セレモニー(下関市)サービス業

④ヤナギヤ(宇部市)製造業

⑤長府製作所(下関市)製造業

▽コース4(2月22日午前9時半~午後4時)

①道の駅阿武町・あぶクリエイション(阿武町)小売業

②豆子郎(山口市)製造業

③PHONE APPLI(萩市)情報通信業

④丸久(防府市)小売業

▽コース5(2月26日午前10時~午後3時45分)

①シグナレックス(美祢市)製造業

②丸喜(山陽小野田市)小売業

③常盤商会(宇部市)情報通信業

④シモセン(下関市)卸売業

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