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 6434人が亡くなった阪神・淡路大震災から26年の17日、犠牲者の追悼法会が高野山真言宗の総本山金剛峯寺(和歌山県高野町)で営まれた。葛西光義管長が導師となり、山内の住職らが読経して犠牲者をしのんだ。

 添田隆昭宗務総長は「高野山も震度5を示した。あの恐怖を今でもはっきりと思い出す。亡くなられた方は今も残された家族の近くにいて、みなさんの一日を守っていることを確信して生きてほしい」と語った。参拝に訪れていた京都府向日市の会社員北村治子さん(56)は「当時、神戸に職場のあった亡父がテレビの画面越しに涙を流していたのを思い出す。震災のことは忘れてはならない」と話した。

 例年、奥の院にある「阪神・淡路大震災物故者慰霊碑」前で営むが、今年は二十七回忌の節目として金剛峯寺の大広間であった。(高田純一)

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