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 参院は18日に開会した通常国会から、本会議のインターネット中継に手話通訳が導入された。本会議場には車いすで登壇できるスロープも設置されるなど、バリアフリー化が進められている。

拡大する写真・図版参議院のインターネット中継用に設置された手話通訳用のスタジオ=2021年1月15日、国会内、恵原弘太郎撮影

 手話通訳について、国会の地下にある放送用の施設内に撮影用ブースを設けた。議場内の音声にあわせて手話通訳を行い、本会議場の映像とともに配信する。18日の菅義偉首相の施政方針演説から運用が開始され、21、22日に予定される参院本会議の代表質問でも配信する予定だ。

 一方、参院本会議場のスロープは長さ7メートル、幅80センチほどで、議場中央にある演壇に向かって両側に設置された。車いすなどでも登壇がしやすくなった。

 参院では2019年の参院選で重度障害のある木村英子、舩後(ふなご)靖彦両氏(いずれもれいわ新選組)や、車いすを使う横沢高徳氏(現立憲民主党)が当選。以来、バリアフリー化を進めてきた。参院議院運営委員会の水落敏栄委員長は「良識の府として、今後もバリアフリー化を考えていきたい」と話している。(松山尚幹)

拡大する写真・図版参議院のインターネット中継用に設置された手話通訳用のスタジオ=2021年1月15日、国会内、恵原弘太郎撮影

拡大する写真・図版参議院のインターネット中継用に設置された手話通訳用のスタジオ=2021年1月15日、国会内、恵原弘太郎撮影