大阪府は18日、府内で新たに431人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。1日あたりの感染者が500人を下回るのは2日連続。また、18日までに新型コロナに感染していた60～90代の男女10人の死亡も確認した。府内の感染者は延べ3万8592人、死者計752人となった。

　入院中の軽症・中等症患者は前日から33人増の1035人で過去最多になった。府が確保している病床（1375床）の使用率は75・3%、すぐに患者を受け入れられる病床（1313床）の使用率は78・8%だった。

　重症患者は前日から1人増え、187人。確保している病床（236床）の使用率は79・2%、すぐに患者を受け入れられる病床（217床）の使用率は86・2%だった。

　これまでに守口市の医療機関で患者と職員計12人、高石市と吹田市の高齢者施設で利用者と職員計23人、松原市の府立大塚高校で生徒21人の感染が確認された。府はいずれもクラスター（感染者集団）が発生したとみている。